当院では、2017年12月よりフィリピンからのEPA（経済連携協定）看護師候補者を受け入れ開始し、年度ごとに2名ずつ受け入れて計6名が在籍しています。

　祖国フィリピンから遠い宮崎の地で、言葉、制度、文化等が違う中、日本人と同じ看護師国家試験に臨むために、家族と離れ1人働きながら勉強をしております。そのうちの1名が、2020年2月に行われた第109回看護師国家試験に晴れて合格し、この度宮崎県で初のEPA看護師となる事ができました。現在は、正看護師として当院に勤務しております。

　当院としては、残りのEPA看護師候補者も国家試験に合格できるように最大限のバックアップを行ってまいります。コロナウイルスの流行が落ち着いてくれば、当院の運営も平常に戻ると思います。ご面会やイベント等で当院にお越しになられた際に、白いユニフォームを着用したEPA看護師候補者を見かけられた時は、声をおかけいただければ幸いです。国家試験合格に向けて更なる励みになると思います。